体験型スイーツの進化。UKの発明家「Lick Me, I’m delicious」の作品がスゴい!
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 当メディアOPENLAB Reviewは、分野の垣根を超えて様々な記事を執筆しながら、”お菓子を科学とテクノロジーで進化させる”ことを目標にしている。嬉しいことに、アプローチは違えど、同じようなことを考えている人たちが、日本のみならず海外にもいるようだ。今回は、その中から、テクノロジーで斬新な"体験型スイーツマシン"を生み出しているUKの発明家を紹介する。

Lick Me, I’m delicious

 イギリスのLick Me, I’m deliciousという企業は、イベント展示向けに、一風変わったフードインスタレーションを提供している。

 もっともよく知られているのは、『EDIBLE MIST ORBS』という作品。通称「食べる煙」とも言われているこちらの作品は、味の付いたミストをストローで食べるという新感覚の味体験ができるようだ。

加湿器にも利用される、超音波で微小な粒子を発生させる装置を使って、アップルパイやチョコレートなど、200種類もの食べ物をミスト化できるようである。もちろん、ミストをどれだけ食べてもカロリーはゼロ。「うなぎ屋から漂ってくる香りを嗅ぎながらご飯を食べる」の拡張版とも言えるかもしれない。

 お次は、『THE EDIBLE BUBBLE VOLCANO』という作品。ミストに引き続き、こちらは味の付いた泡を食べることができる装置である。

炭酸風呂などに利用されるような泡発生装置によって泡を発生させ、上に昇ってきた泡をパクリと口に含む。こちらもチョコレートや生クリームといったスイーツ類のみならず、リキュールも泡として味わえるようだ。

 そして、こちらは、チョコレートの出る蛇口『CHOCOLATE TAP』…!チョコ好きには夢しかない。

チョコレートは6つの結晶構造を持っており、テンパリングという面倒な作業をしないと、口当たりがスムーズでもっとも美味しい「Ⅴ型」の結晶にならない。しかし、この装置は内部でテンパリングを行ってくれるため、蛇口からは常になめらかでクリーミーなチョコが流れてきてくれる。こんなものが家にあったら、デブまっしぐら確定…!でも一家に一台欲しい!

創立者はギークな発明家!

 遊び心な満載な装置を生み出すLick Me, I’m deliciousを立ち上げたのは、Charlie Harry Francisさん。彼は、自宅のリビングルームで、液体窒素でアイスクリーム作りができるシステムキッチン『NITRO ICE CREAM PARLOUR』を試作してしまう、ぶっ飛んだ方のようだ。

 個人としてもいくつかの作品を発表している。たとえば、この『THE ELECTRIC TEA CUP』は、コーヒーや紅茶に、高周波の音を流すことで甘味を足すことができるという装置である。高周波の音が甘さを増幅させるという研究報告を目にして、さっそく実装してみたようだ。行動力…!

ほかにも、超音波で空中浮遊するお酒や、

暗闇で舐めると光るアイスクリームなど、数々のヘンテコな発明をされているようだ。いずれもどんな味がするのかは予想もつかないが、食べるという行為自体がワクワク楽しくなりそうな発明ばかりである。これからは、こうした体験型のスイーツを楽しめるお店が増えていくのかもしれない。

執筆:大嶋絵理奈(Facebookでフォロー

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