80年ぶりの新色!スイスのメーカーが「ルビー色のチョコレート」の開発に成功
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 スイスのチョコレートメーカー、バリーカレボー社が、ルビー色のチョコレートの開発に成功したことを、2017年9月5日に発表した。ルビーの色合いはカカオ豆に由来する天然のものであり、開発には13年を要したという。「ダーク」「ミルク」「ホワイト」に次ぐ新たなチョコレートとして、バレンタイン時期などでの活用が期待されている。

80年ぶりのニュータイプ

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 これまで、ピンクのチョコレートを作りたければ、ホワイトチョコレートに着色したり、イチゴの粉末を加えたりするほかなかった。しかし、これからはその必要がなくなるかもしれない。

 スイスのチョコレートメーカーであるBarry Callebaut社は、ルビー色のチョコレート「ルビー」を開発した。ルビーは、「ダーク」「ミルク」「ホワイト」に次ぐ第4のチョコレートとなる。新たなチョコレートの誕生は、最後にホワイトチョコレートが誕生してから、80年ぶりだ。

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 ルビーは、口当たりは軽く、クリーミーで苦味がなく、少し酸味を感じるフルーティな味わいであるという。原料は、コートジボワールやエクアドル、ブラジルを原産とする「ルビーカカオ」という特殊なカカオ豆だ。ルビーの色合いやフルーティな味わいは、すべてルビーカカオに由来するもので、着色料やベリー類の果物は一切加えられていないという。

  これまでにも、アメリカのカーギル社が、赤色のカカオパウダーを作ることに成功していた。しかし、風味を本物のチョコレートに近づけるのが難しく、赤いチョコレートの誕生には至らなかった。バリーカレボー社は、ルビーカカオ豆に注目してから約13年もの年月をかけて研究を行い、ルビーの開発に成功したという。

 ルビーチョコレートはその色合いから、バレンタイン用のチョコレートとしても期待が集まっている。今後のチョコレート業界を進化させること間違いなしだろう。

執筆:大嶋絵理奈(Facebookでフォロー

【元プレスリリース】
Barry Callebaut reveals the fourth type in chocolate: Ruby

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