飲食がスマートに捗る!最新フードテックアイテムたち(海外クラウドファンディング発)
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 アメリカのクラウドファンディングサイトを眺めていると、テクノロジーを使ったさまざまな発明品が並んでいる。これらは商品化に成功するものもあれば、失敗に終わってしまうものもある。しかし、近未来の文化を形作るアイデアの宝庫であることは事実だ。今回は、豊かな食体験を拡張しそうな発明品を5つ紹介する。

1)水がジュースのような味になる「The Right Cup」

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 「The Right Cup」は、香りのついたコップである。表面にコーティングされているのではなく、コップの素材そのものに香りの成分が含まれている。このコップを使うと、コップの色と香りがヒントになって、水のような味のない飲み物にも味を感じられるのだという。以前紹介した、バーチャルカクテル「Vocktail」にも似ている。香りの効果は半年ほど持続するという。

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 開発のきっかけは、CEOのIsaacsさんが30代で糖尿病になり砂糖入りドリンクを飲めなくなったことだそうだ。このコップには砂糖などは含まれておらずゼロカロリーである。現在では、オレンジ、ミックスベリー、アップル、ピーチ、グレープ、コーラの6種類があるようだ。なお、アメリカ食品医薬品局の認可は降りているものの、日本の基準はクリアできなかった模様である。改良版が日本にもやってくることを期待したい。

◎詳細:https://www.indiegogo.com/projects/the-right-cup-trick-your-brain-drink-more-water-health-technology#/
◎製品ページ:https://www.therightcup.com/

2)コーヒー・紅茶を冷まさない「Glowstone heated smart mug」

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 続いては、「Glowstone heated smart mug」のご紹介。こちらのマグカップは、中の飲み物を温かいまま保ってくれる、ありそうでなかった便利商品だ。これまでの報告から、コーヒーや紅茶が一番美味しく飲める温度は60〜65度であることが分かっているという。このマグカップは、飲み物が注がれると、スイッチを押す必要もなく全自動で飲み物を65度にキープしてくれる。なお、ヒーターが作動している時でも、マグカップの底は熱くならないようだ。

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 材質は「ファインボーンチャイナ」と呼ばれる高級磁器素材でできている。開発者いわく、ボーンチャイナ素材のカップで飲むコーヒーがもっとも美味しいのだという。コーヒーや紅茶を保温するだけでなく、カフェオレやミルクティを作るときにミルクを温めるような使い方もできる。充電はワイヤレスのコースターに乗せて行う。見た目がスマートなのも売りだ。

◎詳細:https://www.indiegogo.com/projects/glowstone-heated-smart-mug-fine-bone-china-coffee-tea#/
◎製品ページ:https://www.glowstone.tech/

3)ワインの鮮度を1ヶ月キープ「Kuvée」

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 お次もスマートなアイテムをご紹介。ワインは栓を開けてしまうと酸化が始まり、日に日に味が変わってしまう。しかし、「Kuvée」というワインボトルを使えば、ワインの鮮度を最大30日間キープすることができるようだ。Kuvéeは、ワインの入ったカートリッジ(シルバー)と、それを注ぐ本体(黒)で成り立っている。カートリッジを本体の底から差し込んで、コルクを抜く手間もなくワインをグラスに注ぐ。

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 一度に複数ワインを飲みたい時は、カートリッジを取り替えれば良い。カートリッジの蓋は酸化を防ぐ特殊な構造になっているようで、鮮度が落ちることを気にせず一度に何種類ものワインを開けることができるという。また、本体表面はディスプレイになっており、WiFiに接続することで新たなカートリッジを注文することもできる。現在48種類のワインカートリッジがあるようだ。さらに、その人が飲んだワインを記録することで、その人好みのワインを提案する機能も備えているという。

◎詳細:https://www.indiegogo.com/projects/kuvee-the-smart-wine-bottle-that-keeps-wine-fresh#/
◎製品ページ:https://www.kuvee.com/

4)興奮せずに集中力アップ「CogniTea」

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 集中力や生産性を高めるためにコーヒーやエナジードリンクを飲むと、確かに一時的な集中力は上がるものの、イライラや不安を感じやすくなった経験はないだろうか。副作用がなく集中力だけを上げたい、そんな願いから生まれたのが「CogniTea」である。これはミントやアッサムなど11種類の植物からできたお茶であるが、「L-テアニン」という物質を1杯あたり100mg含んでいるのが特徴である。

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 開発者によれば、L-テアニンは血液脳関門を上げることで、GABAとドーパミンという物質の分泌を促すのだという。GABAは落ち着きに、ドーパミンはやる気に関わる物質であるため、イライラや不安を強く感じることなく集中力を高めることができるようだ。なお、L-テアニンは日本の緑茶にも入っているが、その量は数〜数十mg程度である。

◎詳細:https://www.indiegogo.com/projects/cognitea-productive-energy-for-mental-clarity-focus#/
◎製品ページ:https://cognitea.com/

5)意識高いふりかけ「TOPBiT」

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 日本人にとってふりかけといえば、白米を味付けるものであり、「さけ」「おかか」「うめ」などがある。しかし、アメリカで誕生した「TOPBiT」は一風変わったふりかけだ。10gのタンパク質を含むほか、抗酸化物質やオメガ脂肪酸、必須アミノ酸など、体に良いとされる栄養成分をふんだんに含んでいる。成分はすべて植物由来であるようだ。白米のみならず、シリアルやスパゲティなど、さまざまなものにふりかけて、栄養成分を追加することができる。

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 タンパク質の粉末といえば、スポーツの時に飲む「プロテイン」があるだろう。しかし、味を好き好んで飲む方は多くないと思われる。開発者のTimothyさんは、自身がダイエット後にリバウンドした経験から、もっとおいしくかつ気軽に良い栄養素を摂取できないかと考え、開発に至ったようだ。なお、カロリーは一袋で80カロリー。通常のふりかけが8キロカロリー程度だとすると、およそ1/1000である。

◎詳細:https://www.indiegogo.com/projects/topbit-protein-food-topping-vegan--3#/
◎製品ページ:http://www.topbitfoods.com/

執筆:大嶋絵理奈(Facebookでフォロー

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