ダイエットも運動も苦手なら、「腸内細菌」を育てて健康を手に入れよう
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私たちの体質や健康状態は、遺伝や生活環境によって決まると考えられてきた。美容や健康を手に入れるためには、食事の内容や時間に気をつかったり、運動を取り入れたりすることが多いだろう。

しかし、近年の研究から、腸内にすむ細菌たちもまた、体の状態に数々の影響を与えていることが分かってきた。

人間の腸内には、数百〜数千種の細菌がひそんでおり、食べ物由来の成分などから様々な物質を作り出すことで、体調や体質、ときに精神状態まで変化させることがあると言われている。

人それぞれ、持っている腸内細菌の種類はことなるため、自分の持っている腸内細菌を知ることは、腸内細菌をうまくはたらかせる上で役に立つ。

今回、OPENLAB Reviewでは、腸内細菌検査サービスを提供する、株式会社サイキンソー(https://cykinso.co.jp/)(以下、サイキンソー)の中の人にお話を伺い、腸内細菌の特徴についてまとめた。

1.持っている菌の種類は太りやすさにも影響

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腸内にはさまざまな種類の細菌がおり、特定の細菌の割合の多さや、細菌の種類のバランスが、太りやすさや便秘のなりやすさと相関することが分かり始めているという。

たとえば、太りやすい人の腸内細菌は、「バクテロイデーテス門」という種類の細菌に対する「ファーミキューテス門」という種類の細菌の比率(F/B比)が高いことがわかっている。

腸内にいる菌といえば、「善玉菌」や「悪玉菌」といった分類を目にすることが多く、善玉菌を増やして悪玉菌を減らすのが良いと言われることがある。

しかし、サイキンソーによれば、善玉菌や悪玉菌の数よりも、腸内細菌の種類の多様性やバランスが、その人の体質や健康にとって重要な情報なのだという。

腸内細菌を構成する細菌の種類は、主に7種類であるようだ。特に、先に述べた「バクテロイデーテス門」「ファーミキューテス門」と、「アクチノバクテリア門」「ファーミキューテス門」「プロテオバクテリア門」の4種類が多いという。

門というのは、生物を分類する枠の1つである。一つの「門」の中にいる細菌たちは、さらに細かく分類することができるので、この4種類の中に、多様な細菌がいることになる。

他にも、一部の人の腸には「フソバクテリア門」「シネルギステス門」「レンティスファエラ門」などの細菌がいるようだ。こうした細菌のバランスが、個人の健康状態や体質と関連する。

2.腸内細菌にも血液型のような「タイプ」がある

細菌を「門」で分類する方法もあるが、門よりもさらに細かい分類枠である「属」に注目した場合、人の腸内細菌は3つのタイプに分けられることがわかってきたようだ。こうした腸内細菌のタイプは「エンテロタイプ」と呼ばれ、日頃の食事の傾向を知る指標になるという。

B型・・・バクテロイデス属の細菌が多い型
P型・・・プレボテラ属の細菌が多い型
R型・・・ルミノコッカス属の細菌が多い型
混合型・・・上記3種類の中で1種類だけが突出して多いわけではない型

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サイキンソーによれば、日本人はB型の人が多いという。B型の人は動物性のタンパク質や脂質を含む食べ物を食べることが多い傾向や、脂肪を燃焼する作用が強い傾向があるという。

太りがちな人でも、もしB型の腸内細菌を持っていることが分かれば、腸内細菌に合わせた食事を意識することで、肥満を改善・予防できる可能性がある。

3.自分の持っている菌を育てよう

腸内細菌の非常に種類は多いため、すべての細菌のはたらきを解明するにはまだまだ時間がかかるだろう。しかし、比較的昔から注目されている一部の細菌については、健康へのはたらきの解明が進んでいる。

サイキンソーでは、「ビフィズス菌」「乳酸産生菌」「酪酸産生菌」「エクオール産生菌」の4種類に注目している。これらの菌は、腸内環境を整えたり、生活習慣病を予防することに役立つことが知られている(詳しい働きはこちらの記事で紹介)。

自分の腸内細菌は、母親の産道を経由するときや、母乳を通じてその大方が決定される。つまり人生の早い段階で腸内細菌のパターンが決まり、その後成長しても大きく変化することはない。

また、納豆やヨーグルトなど、食べ物の中に含まれている細菌は、腸内にいるときには良いはたらきをすることもあるが、ずっと腸内に定着するわけではない。このため、自分の持っている良い菌を増やしていくことが大切だと考えられている。

たとえば、ビフィズス菌は、ビフィズス菌を含むヨーグルトを習慣的に食べることで、毎日腸内に取り入れることができる。

しかし、酪酸産生菌やエクオール産生菌を含む食べ物はほとんどないので、水溶性食物繊維や大豆製品など、細菌のエサになる成分を食事から取り入れることで、自分がもともと持っている細菌を増やすしかない。

生まれ持った菌を活かせる食事内容を決める上で、これらの菌をどれだけ持っているか知っておくと良いだろう。

4.「Mykinso」で自分の腸内細菌がわかる

ここまで読んだ読者の中には、自分がどんな腸内細菌を持っているか知りたくなってきた人もいるかもしれない。

サイキンソーが提供する「Mykinso」(マイキンソー https://mykinso.com/)という腸内細菌検査キットを用いれば、これまで述べた腸内細菌の多様性、エンテロタイプ、ビフィズス菌などの主要な細菌の割合、太りやすさ(F/B比)、便秘のなりやすさ等の10項目について知ることができる。

また、個人の腸内細菌に合わせた食事や生活習慣のアドバイスももらうことができる。

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Mykinsoを注文すると、このようなキットが送られてくる。

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検査方法は、この歯間ブラシのような棒の先端に自分の糞便をつけて送り返すだけなので簡単である。

糞便中に含まれる細菌が持つ「16S rRNA」という遺伝子の一部分の配列を解析することで、腸内細菌の種類を判別することができるという。16S rRNAは、微生物を分類・判別するときによく使われる遺伝子である。

今回は、嬉しいことに、OPENLAB Reviewの読者に向けて、通常より4000円OFFで検査が受けられるクーポンをご用意頂いた。クーポンコードはopenlab2018で、3月15日まで利用できる。

クーポンを利用する際には、http://mykinso-shop.com/ から「自宅でできる腸内細菌叢(腸内フローラ)検査『Mykinso』検査キット」をカートに入れ、支払いページの「ショップクーポンを利用する」の欄に openlab2018 と入力して注文を進めよう。

今後、より科学的に健康を目指したい人にとって、自分の腸内細菌の情報を知ることは有益である。また、家族と一緒に受けることで、家族に食事を作る際の献立の参考にもなるだろう。

執筆:大嶋絵理奈(Facebookでフォロー

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Cooperator

株式会社サイキンソー

 株式会社サイキンソー。「細菌叢で人々を健康に」という理念のもと、日本で初めて郵送・オンライン対応型の腸内フローラ検査キット「Mykinso(マイキンソー)」、医療機関向け「Mykinso Pro(マイキンソープロ)」を開発。2015年会社設立以来、腸内フローラ解析によって、個人が自身の健康に「投資(貯菌)」する時代を切り開くための必要なインフラを作り、社会に貢献することを目指している。

○株式会社サイキンソー:https://cykinso.co.jp/

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