注文前に料理を目の前にシミュレート!ARバーチャルメニュー「KabaQ」
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レストランで料理をオーダーする時には、メニューの説明文や写真から実物を想像するしかなかった。

思い通りの料理が出てくれば良いが、時には「思ったのと違った」と残念な思いをすることもあるだろう。特に、海外で言葉が読めない場合や、その国の料理に詳しくない場合なんかには、オーダーはほぼ賭けとなる。

こうした注文前と注文後のギャップを解消できるサービスが登場した。「KabaQ」というアプリでは、注文前に、気になるメニューの実物の様子を精巧な3Dで見ることができる。

実際にアプリを使いながら、KabaQについて詳しく見てみよう。

絶対に失敗しないメニュー選びを可能に

KabaQ(http://www.kabaq.io/)は、お店のメニューにある料理を、サイズもディテールも実物そっくりの3Dで表示することのできる、バーチャルメニューアプリである。

公式デモ映像にあるハンバーガーは、バーチャルとは思えないほど再現性が高く、開発への本気っぷりを感じさせる。

kabaq

(画像:https://www.youtube.com/watch?v=2lFeT6lo78s よりキャプチャ)

さっそく手持ちのiPhoneにアプリをダウンロードし、開いてみると、KabaQを導入しているレストランの一覧が表示される。
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今回は試しに左上の、レバノンにある「dipndip」というお店のメニューを見てみることにしよう。

いま、筆者の目の前には青い皿(本物)がある。

IMG_5522(1)(1)

まずはアプリを皿にかざし、円形の白い枠を、実物の皿と同じ大きさになるように調節する。

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位置決めをしたら、左の赤いスペースに並ぶメニューの中から選択し、料理を配置。試しに「mighty crepe」を配置してみた。

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チョコレートの艶やかさやとろりとした質感にリアリティがあり、おいしそう。ただ、「クレープ」という単語からこの形を想定している日本人はあまりいないのではないだろうか。早くもアプリが役に立ってくれたようである。名前だけで選ぶと騙される。

お皿には実物と同じサイズで表示されるという。実物の青い皿の直径は約22.5cmなので、このクレープの幅は18〜20cm近くあることになるだろう。アメリカのスイーツは、やはり大きいのだという再確認にもなった。

注文前に実物大を知ることができるのも、このアプリの大きな特徴である。たとえアメリカに行っても量を多く頼みすぎずに済むだろう。
IMG_3780(1)指で回せば360度回転させられ、スマホを皿から近づけたり離したりすることで、拡大・縮小することもできる。拡大するとさらにシズる感がある。
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他のメニューを選ぶと、その位置のまま料理が入れ替わる。メニューを見ているだけでワクワクし、お腹がすいてくる。すぐに決めるのが難しそうだ。

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KabaQはレストランのメニューに限らず、ファストフード店や宅配ピザ、ケータリングなどの注文時への活用も期待されている。

最近は、ファッションの領域でも、購入前にバーチャルで試着が出来る「バーチャルフィッティング」といったサービスが見られるようになるなど、購入前のシミュレーション体験の重要性が強調され始めている。

衣服は返品しても再び利用できる。しかし、食べ物を返品してしまうと廃棄されてしまったり、望みの食べ物がこなかった場合は食べ残しにつながったりして、食べ物を無駄にしてしまう。

言語の壁を超えることができ、食べる人は納得の食事を取ることができ、食品ロスの削減にもつなげられる。「何が出てくるかわからないほうが楽しい」などサプライズを求める場合でなければ、バーチャルメニューは多くのメリットがあるだろう。

KabaQアプリは、iOS版Android版がある。興味のある人は、ダウンロードして楽しんでみてはいかがだろうか。

執筆:大嶋絵理奈(Facebookでフォロー

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